旧J-OS環境下で作成された日本語を含むファイル名を持つファイルはJ-OSを2.1シリーズにアップグレードすると「ファイル名が化ける」「ファイルが開けなくなる」「ファイルを含むディレクトリが開けなくなる」といった問題が発生することがあります。
(これは旧バージョンのJ-OSが日本語のファイル名を正しく扱うことができず、誤ったデータを設定していたためです。2.1シリーズのJ-OSで作成した日本語ファイル名を含むファイルはJ-OS環境下ではもちろん、PCなどでも正しく扱うことができます。)
これを避けるためには以下の作業を行ってください。
(方法1)アップグレード前にメモリーカード内のファイルから日本語が使われているものを探し、英数のみのファイル名に変更する。
(方法2)PCにアダプタなどを介してメモリーカードを取り付け、化けているファイル名を英数のみのファイル名に変更する。
特にHandStoryは日本語ファイル名を持つファイルを多数作成することがわかっています。HandStoryのデータについては上記2つの方法以外にも以下の方法が利用できます。
・J-OSアップグレード前に、メモリーカード上のデータを全て本体内に移動する。
・J-OSをアップグレードする。
・本体内のデータをメモリーカードに移動する。
・MemoPadの場合:Preferenceで並びをManuallyにし、その後Alphabetに変更する。
・Addressの場合:Prefenceで並びを"Last Name, First Name"から"Company,Last
Name"に変更し(もしくはその逆)、再度Preferenceで元に戻す。