treo90(英語版)ミニレビュー

2002/6/11
 米国にいる友人の富田氏にお願いしてtreo90を入手しましたので、簡単なレビューをしました。 (富田氏に感謝!)

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外箱をPalm m130の箱と並べてみました。m130の箱も小さいほうですからかなり小さいことが分かります。

横から見たところです。すごく薄くできていることが分かります。今回友人の分も合わせて4台輸入したのですが、ひとつの箱に入ってきて「え、これに4台入っているの!」と驚いてしまったほどです。

内容物です。ドキュメント系、本体、電源、接続ケーブル、CD-ROMです。ドキュメントはどれもぺらぺらのものです。箱を小さくできるはずです。

本体のカバーを開けたところです。すごく残念なことにtreo190にあったジョグはなくなってしまい、代わりにストラップをつける穴がついています。(これ自体は嬉しいです)

# う、カバーを閉めてところの写真が一枚もありませんね。しまった(汗)
 
カバーをはずしたところです。とにかく画面は明るくてきれいです。
その代わり外では見づらくなります。今日は曇天でしたが、外で使う場合バックライトの輝度を最高にしないと厳しかったです。


 
J-OSは一通り動作しているようです。これはAddressに代わって搭載されているContactの画面です。ごらんのように項目名と電話番号が違う行に表示されています。複数の電話番号がある場合はそれらが全て表示されます。

ジョグはつきませんでしたが、操作性に関してはジョグを意識した変更が加えられています。この画面でも上下ボタンを押すと画面単位のスクロールではなく、選択されている部分が一行づつ移動します。shiftキーを押しながら上下ボタンを押すと従来のように一画面単位でスクロールします。

ピンぼけですが、背面からとった絵です。SDカードはこのように真中に入ります。
カードスロットにはじめはスペーサーが入っているのですが、スペーサーの上部が斜めになっており、本体ときれいなラインを描くようになっています。

メモの画面です。やはり上下ボタンの動作が変わっています。
上下ボタンを押すとメモがひとつづつ移動し、リターンキーを押すとメモが開きます。これはToDoも同じです。

DateBook+の週間画面です。残念なことにこの画面では日本語は文字化けを起こしています。他には予定のリスト表示画面も化けてしまいます。

Home画面のInfo画面です。従来Visorにあった本体内とSpringBoardを切り替えるタグもなくなっており、PalmOS4標準のランチャーをほぼそのまま使っていることが分かります。
アイコンが表示されている画面では、上下ボタンでアプリを選択し、リターンキーもしくはスペースで起動することができます。
RAMは16Mバイト搭載されていますが、ROMの容量を減らすため、標準搭載アプリの一部(DateBook+,Mail,Expense,Launcher等)が圧縮されてROMに入っており、初回起動時にRAMに展開されます。このためハードリセット直後でも空き容量は14.7Mとなっています。

 m130と並べてみました。画面はともに輝度を最高にしてあります。m130よりもtreo90の方が幾分明るいように感じられます。また、m130は液晶の反応速度が遅いため、画面切り替えでぼわっとした感じがありますが、treoの方が反応は早いようです。(TFTを使ったCLIE,m505に比べると遅いです)
 画面は部屋の中では非常に明るくて、とても読みやすいです。Prismに比べるとドットが詰まっている分、荒さが気にならずいい感じです。

CLIE T600Cも並べてみました。画面は一番明るいようです。また、treo90は高さがすごく低いことが分かります。 

3台を横から見てみました。treo90の低さが際立ちます。

厚さを比べてみました。背が低いためずんぐりと厚い印象を受けますが、実際はT600Cとほぼ同じ厚さであることが分かります。(カバーをあけた状態でです)
 m130に比べるとかなり薄いです。
 
treo180と並べてみました。高さ、幅はほとんど同じです。色はかなり違います。
また、カバーの構造がかなり変わっています。treo180はカバーにスピーカーがついていますし、耳に当てて使うためにかなり頑丈にできています。

キーボードを比較してみました。数字キーの表示が大きくなっていることが分かります。それ以外は全く同じです。

コネクタを比較してみました。厚さが違うためコネクタ回りのケースの形が変わっていますが、コネクタ自体は同じです。

厚さを比べてみました。treo90の方が薄いことが分かります。

背面です。treo90はSIMカードを入れる部分がないため、のっぺりとした印象です。